サラリーマンのススメ(転職+副業によるローリスクで年収を最大化)

ベンチャーと大手の広告会社に勤めた後、自分で起業を繰り返し、只今、フリーマン(フリーなサラリーマン=フリーランス)で、年収5000万超えを目指し中。そんな自分が真逆の視点からみた、サラリーマンになることのススメを徒然なるままに。

【転職ノウハウ】確実に年収を上げる転職術

 目次

前回、転職と副業による組み合わせでローリスクで年収は最大化できるという話しをしました。
 

riman-go.hatenablog.com

 
では具体的に、どういった転職、副業を組み合わせていくかという具体的な話しを進めたいと思います。
今回は、まずは「転職」に焦点をあてたいと思います。

転職の履歴書

 今の会社で月10万円以上、年収アップさせることは簡単なことでしょうか?
 
この問いかけに、Yesと答えらえる人は、転職を選ばず次に話す副業の話しに飛んでください。ただ、おそらく多くの人がNoと答えるのではないでしょうか。
 
一般的に、年2〜4回の月収アップのタイミングがある一方で、その上がり幅は、概ね基本給の2%といわれています。
 
これを数字で考えると、月40万円の人=年収480万円の人は、
 
年収480万円x2%=年間9.6万円….月に直すと…8,000円!?
 
いかがでしょう?
希望的観測からかけ離れた数字なのではないでしょうか。
 
ものすごい努力して一時的なボーナスで増える場合もありますが、実際に売上を倍にしたからと言って、評価が2倍になるかというとそうではないのです。
 
成績「A」→「S」に上がりました!目標150%達成したので、年収を150%アップにしてください!
 
といって、年収は150%にはならないのです。
 
これは人事評価としてA→Sに1ランク評価が上がったのであり、年収が数字として直結するのではないことを、より色濃く意味しています。
 

想定以上のギャップ 

上述の通り、個人成績のアップと雇う側からする年収をアップさせる幅には、大きなギャップがあるのです。
これに気づかずに、希望的観測で、今の会社で出世して年収をあげていくのだ!
とい気概がある人もいるかと思いますが、常に期待以上の成績を出し続ける必要があり、外部要因や自分でどうこうできる範疇外のところで、成績が決まるところもあり、
全てが年収アップにつながる環境とはいえないでしょう。
 
一般論として、会社の経営視点からもそのようなギャップがあるということを理解しておくことが重要です。
 

では、どのようにして年収アップをしていくか

それはズバリ、本題でもある転職をうまく利用していくことです。
 
一般的に、年収の上がり幅は、横ばい〜100万円(幅は広いですが…)といわれています。今いる会社で年収アップを狙うよりは遥かに、アップさせやすい環境にあります。
 
一方で、実は、ほとんど横ばいだったりするのではないか?と言った疑問が出てくる方もいるかと思いますが、そこが今回のポイントになります。
 
世の中には、業界毎に想定される年収のモデルケースがあります。
それはビジネスモデルによってある程度の収益性が明確にわかるため、販管費(人件費)をどのような範囲に設定するか決められるものです。
 
つまり、どの業界に行けばどの程度の年収になるかが想定できるものです。
 
このことから、転職するにあたって気をつければならないのは、自分の強みを生かしながら自分が今いる業界よりも高い給与水準をターゲットにしてくことになります。
 
完全な偉業種かつ、自分の経験値がゼロになる業種については、そもそも転職は難しいもしくは年収が下がるケースがありますが、近しい職種で、自分の経験値が生かされるところであれば、転職は可能です。
 
例えば…
広告のマーケティング担当→コンサル会社のマーケティング担当
メーカーの営業マン→広告の営業マン
人材業界のエンジニア→大手ITのエンジニア
 
こうすることで、転職により年収はアップするのです。
  

今いる会社での価値の見出し方 

上述より、転職することで年収のあげる方法を記載しましたが、いまいる、会社での価値の捉え方も重要だと思うので、記載しておきます。
 
年収を上げることは難しい…給料もそう簡単に増えないし…と思いがちですが、
本来の会社での価値は、「年収を上げるための経験値アップ」として捉えておくことは重要です。
 
いま得た経験は、直接的に現在在籍する会社での大幅年収アップに繋がりませんが、転職するときの大きな武器になります。
 
業界を変えることで、今までの経験値が別業界の企業からすると、大きな価値になります。
基本的にはアウトソースしているところについては自社でまかなえないからアウトソースるのであって、自身よりも詳しい、経験のある人を迎え入れることは企業のメリットにもなるので、年収は上がりやすいのです。
 
ゆえ、短期的な目の前の給与アップには繋がりませんが、その経験は、転職というときに、大幅な年収アップとして価値が変換されるのです。
 
”仕事の報酬は仕事”という言葉もあるように、仕事が回ってくるのは優秀な証拠でもあり、経験値の積み上げは、年収アップの切り札になるのです。
 
そのため、給与が上がらないからと手を抜くのでなく、今いる会社で全力投球しておくことは決して無駄ではなく大きな価値=転職時の年収アップという報酬として返ってくるのです。

自分自身の市場価値の測り方

ここまでの記事を読んで、よしやってみようという気持ちになる一方で、自分はそんな自信ないなぁと思う人も出てくるかと思いますが心配ありません。

一度、自分自身にどんな価値があり、市場ではどう評価されているのか、実際に転職エージェントを利用してみるのも一つの手段です。

転職エージェントは様々な業界の人事担当者や面談希望者の両者を見ているため、自分自身の市場価値を評価してくれる存在にもなり得ます。

一度、面談を受けることで自分自身でも気づかなかった価値を見つけることもできます。

 

自分の強みやどうしたら年収がアップするような魅力的に写る履歴書がかけるかなど、テクニカルな部分も必要になるため、一度相談してみるのも良いと思います。

 

色々な転職エージェントがあり、迷われることもあると思いますが、まずは誰もが知っているリクルートエージェントやTYPEなど、情報が集約されている大手の転職エージェントに登録し面談してみることをお勧めします。

 

 

自分の価値が、市場においてどうか、まずは第三者の意見も参考にして見てください。